2015年10月23日金曜日

映画ミーティング告知

第13回 映画ミーティング 告知


みなさん、イランカラテー!

第13回 映画ミーティングのリマインドです。本日 18:30より 北海道大学メディアコミュニケーション研修棟105号室で行います*\(^o^)/* 前回と同じ教室です。

 

10月23日(金) 18:30 ~ 21:00くらい
@北海道大学メディアコミュニケーション研究棟 105室
鑑賞映画 氷海の伝説(120分~)
 
9月の映画ミーティングでも 氷海の伝説 を鑑賞しましたが、約170分と長編でしたので 2回に分けてみています。本日は120分以降を鑑賞いたします。
 
はじめていらっしゃる方は、自宅で120分まで見てきてくださいね^^笑



いやぁ 電影社も設立1周年を迎えました... わ〜〜早い...!(◎_◎;)

いまは時間もないので多くを語れませんが、今日のミーティングで皆様にお会いできるのを楽しみにしておりますよ!

ではでは スイ ウヌカアンロー!










2015年10月20日火曜日

誰の歴史か、誰の大地か、誰の街なのか

祝 様似町アポイ岳 世界ジオパーク認定

みなさん、イランカラテー!

今日はず〜っと書きたくて暖めておいた記事を書いてみようと思っています!^^

 もう先月になってしまいましたが、9月19日に 様似町にあるアポイ岳が世界ジオパーク(地質遺産)に認定された!というのはご存知でしたでしょうか。北海道新聞 9月21日の 朝刊 にも書かれています。
いやぁ めでたい!おめでとうございます^^ 様似町に行きたくなるニュースですね♪

まず ジオパーク とはなにか? あまり聞き慣れないですよね。
ジオパークとは ジオ(地球)に関わるさまざまな自然遺産、たとえば、地層・岩石・地形・火山・断層などを含む自然豊かな「公園」のこと を指すそうです。

そして
山や川をよく見て、その成り立ちに気付くことに始まり、生態系や人々の暮らしとのかかわりまでをつなげて考える場所です。足元の岩石から頭上の宇宙まで、数十億年の過去から未来まで、海や山の大自然からそこに暮らす生き物と人々までを一つにして考える。つまり地球を丸ごと考える場所、それがジオパークです。
と日本ジオパークネットワークのホームページに書かれておりました!


例えば、上の写真の洞爺湖 有珠山もジオパークに認定されているそうです。道内で育った方は「小学校の遠足などで行ったなぁ」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そして今回 アポイ岳が認定を受けた 世界ジオパークというのは 日本ジオパーク の上!

日本ジオパークのなかでも(人材や環境面等において)高い質をもつジオパークが 世界ジオパーク として認定を受けることが出来るそうです。



先月、アポイ岳が世界ジオパークに認定され これで国内では8カ所目。

アポイ岳は、プレート同士の衝突によって地下数10kmのマントルから地表にもたらされたカンラン岩でできた山で、アポイ岳のカンラン岩には、マグマができる様子が記録されている。また、カンラン岩特有の植生も見どころ(引用:日本ジオパーク委員会)だそうなので、後世に伝えるためにも 正しく理解され保っていってほしいと思います。

さて ここからが、おもしろい話です。
アポイ岳は  2013年にも日本ジオパーク委員会に世界ジオパーク候補となるための申請を行ったそうですが、なんとこの1回目の申請は失敗。今年が2度目のチャレンジだったそうです。

2年前の敗因は?
上にもリンクを貼りました 道新 の記事によると「ただ、世界ジオパークを目指す13年の国内推薦では『説明が専門的すぎ難解』として落選した。」とのことですが…
これだけが原因なら、わたしはこんな記事書いていませんからね!

取材できなかったのか、あえて書かなかったのかは分かりませんが 日本ジオパーク委員会が出した 世界ジオパークネットワークへの加盟推薦可否に関する資料 には2つの理由が書かれています。

ひとつは ①看板等の説明が難解だということ。そして もうひとつは ②ジオパークを構成する先住民族 アイヌの文化の関わりが薄い ということです。

原文引用:この地域の地学的見どころを植生などと結びつけるなどしてわかりやすく語り切れていないこと、地形や先住民文化(アイヌ文化)などの、 地質と植生以外のジオパークの構成要素についての調査研究の実績とジオパークとしての活用が不 十分であり、より一層の努力が求められる。 

そして今年はどうしたか、というと 地元の様似アイヌ協会や保存会の協力を得て、アイヌ文化やアイヌの歴史をアピールする機会を追加したそうです!

昨日のブログにも書きましたが、北海道に和人が定住したのはそんなに昔々の話ではありません。なにか世界と対等になろう、世界基準に照らそうと思うなら やはり内なる国際化、植民地主義の反省は不可欠なのです。

そして今回の事例は 世界基準達成を成し遂げるためには先住民族の参画が不可欠 ということを伝える最高の事例だったのに、新聞にはあまり取り上げられることはありませんでした。ちぇっ!


そしてまたこんなものも見つけました!

札幌のガイドブック 「札幌でしかできない50のこと」

これは、札幌市及び北海道大学観光学高等研究センターも参加する「さっぽろ観光創造研究会」とタイムアウト東京が共同で作成したもので、札幌市の職員や、北海道大学の教員やスタッフ、生徒、留学生らが地元目線で厳選した観光スポットやレストラン、ショップなど50ヶ所を、タイムアウト独自の「TODO(=そこでしかできないこと)形式」で紹介している(引用 タイムアウト東京ブログ)そうですが…

この50個のTO DOのなかにアイヌに関する記述はひとつもありません。

東京の人がこのことに気付けないのは仕方ないとしても、札幌市はこの事実を認識した方がいいと思いますけど……… 上田市長の後を継ぐ秋元市長には期待していますよ!

アイヌ民族が 様似町を、札幌を…そして北海道を構成する重要な要素のひとつであることを道民みんなが 常識として考えられる、そんな日が来るのを信じて今日のブログを終わりにしたいと思います。

ふぅ…長くなってしまいましたね。ではスイ ウヌカアンロー!

伝統的工芸品

二風谷アットウシと二風谷イタ

みなさん、イランカラテ〜!

ひさしぶりのブログ更新となっていました。
最近はおもしろいことを経験する機会がたくさんあって、楽しく学びながらも自身の成長を日々感じております^^ みなさんは元気におすごしでしたでしょうか?


先日お伝えした アイヌ総合センターでの木彫講座 にちなんで、今日は北海道から初めて「伝統的工芸品」に認定された 二風谷アットゥシ二風谷イタをご紹介したいと思います!

まず… 「伝統的工芸品ってなぁに?」という方、もちろんいらっしゃいますよね!(笑)

経済産業省のHPによりますと「経済産業大臣が認定した工芸品」であり、認定されるには

① 主として日常生活の用に供されるものであること。
② その製造過程の主要部分が手工業的であること。
③ 伝統的な技術又は技法により製造されるものであること。
④ 伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として用いられ、製造されるものであること。
⑤ 一定の地域において少なくない数の者がその製造を行い、又はその製造に従事しているものであること。日本人の生活に密着し、日常生活で使用されるもの。 (注)具体的には、100年以上の歴史を有していること。  


という条件があるそうです
参考 経済産業省スライド

 そして経済産業大臣に認定されると… こぉんなマークがもらえて 国際的な日本の物産展に出店できたり、伝承者育成や資格認定等いろいろ手厚く保護される可能性があるようでした!詳しくは このスライド を参照してみてください。

登録工芸品の数が一番多い都道府県はやはり 京都府 でした!西陣織や京友禅、京人形など… 京都 素敵ですよね〜。他にも 各県ご当地の工芸品が登録されているそうです。

寄木細工の箱ほしい〜♡!


昭和50年代につくられた制度のようですが、最後の⑤の要件 とくに 「100年以上の歴史」という要件から 和風な北海道の品 という工芸品ははじかれてしまいますからね。
ずっと長い間 46都道府県のうち 北海道からだけ 伝統的工芸品 の登録はありませんでした。


そして 平成25年に初めて 北海道から認定された 伝統的工芸品 というのが 二風谷アットウシ と 二風谷イタ という訳です!^^お〜 すごくないですか??

それが こちら です

アットゥ というのは オヒョウ等の樹皮の内皮からつくった糸を用いて織られた反物のことです。それをつかったつくった着物もあるんですよ〜。


そして イタ とは木製の平たいお盆のことで、表明にきれいに木彫が施されています!


この木彫、とっても素敵じゃないですか〜?^^♡
明日の木彫の授業でコースターを作るそうなので、このぐらいかっこいものを作れるように 先生に習ってこようと思います!笑

北海道の観光に来る方は お土産にも最適だと思います!
ぜひ購入の際には 「伝統マーク」見てみてくださいね。



これは少し余談ですが… 北海道はまだ 二風谷アットウシ と 二風谷イタ しか伝統工芸品に認定されていません。

ですが この画像を見てみてください。

わたしは仏教にまったく詳しくはないのですが、地域によって全然違うんですね。
伝統工芸品に認定されている218品のうち、なんとそのうち15品が仏壇だそうです。びっくり〜〜。

名古屋仏壇とか金沢仏壇に大阪仏壇、広島仏壇って… どんな風に違うのか。調べたらおもしろいんでしょうね。(ちょうど月9もお坊さんのお話ですし、調べてみようかな!笑)


これを見て思ったのは、北海道の アイヌの地域多様性も押し出されるようになれば 二風谷だけでなく他の地域からもアイヌ伝統の工芸品が将来どんどん登録されるかもしれないな〜ということでした^^


いやいや、それではまた近いうちにブログでお会いしましょう!
スイ ウヌカアンロー

木彫の講座がんばってきます☆