2015年2月27日金曜日

アイヌ文化

エム(3)


みなさん、イランカラテ〜!

先日2月25日 私たちが月に1度開催しているAIPFF映画ミーティングの取組みと映画祭企画のお話が朝日新聞さんに取り上げられました!(^^)/
これからも皆様からのご指導 ご協力を頂きながら活動していきたいと思っております。

次回の映画ミーティングは 3月 5日(木曜日)!
明日また告知のブログを載せる予定です。

では エム織りコースター 最終回をお届けします。

前回は編みはじめまでお届けしましたね!
どんどん編み進めるとこんな感じになります。

きっちり編み終えたら留めていた割り箸の部分の糸を
ちょきちょき切っていきます!

外せたら完成で〜す!
受講生の初の作品です^^

 素敵ですね〜♪♪

見本はこんな感じでした
ちなみにもう一度エムシアツを貼っておこうと思います!
(このコースターがエムシアツだと思われると困るので(笑))


アイヌの伝統文化が 現代にこういう形で受け継がれているなんて面白いですよね!

今回のエムシアツ(1) ~ (3) のブログは 札幌市が行った平成26年度 アイヌ文化体験講座への取材を元に紹介させていただいております。

取材に協力してくださったみなさん!ありがとうございます♡
(優しくしてくれてとっても嬉しかったです…!)

平成27年度は6月以降また アイヌの伝統文化に関する 刺繍体験講座や工芸体験講座、料理体験講座等開催されるようなので、興味のある方はどんどん応募してみてください♪
(人気が高いものは抽選が行われるそうです)

参考までに…
平成26年度のアイヌ文化体験講座は こちら

ではみなさん、またお会いしましょう^^


2015年2月24日火曜日

アイヌ文化

エム (2)


みなさん、イランカラテー!

今日は エムの作り方(2)をお届けします^^
昨日は カエカ まで行いましたね。

エム織りを応用して コースター を作っている教室へ見学してきたので、その様子をお伝えしようと思います♪

コースターを作成するには 5m10cm の糸が必要になります。それを34本の短い糸に均等に分けます。(下図の右側)
割り箸・針・図案・2Lのペットボトル、と糸 34本

つぎにその34本の糸を割り箸の間に挟み、糸で括り付けます
こんな感じになります^^

編んでいく糸はこちら!
太めの木綿糸を使用します。
糸を針にきつ〜く巻き取って、白と青の端を結び編んでいきます
このとき、上図のように2Lペットボトルの上に括り付けると編みやすそうでしたよ^^

キツくやるのがポイントです!

詳しい編み方をみてみたい方は こちら
実際に体験してみたいわ〜 という方は 札幌アイヌ協会(電話 011-596-1610) まで問い合わせてみてください♪

明日は電影社メンバーのブログを更新しようと考えていますので…
今回のエムシアツ織りコースターの完成は、木曜日もしくは金曜日にお届けします!
それではまたお会いしましょう^^


2015年2月23日月曜日

アイヌ文化

エム(1)


みなさん、イランカラテ〜

本日は エムについてご紹介したいと思います!!

…エムってなに?って方、多いでしょう。
いや、98.8%の日本人は知らないに賭けます!

(…そういう私も先月知りました(笑) 
ん〜このブログをはじめてから、より多くアイヌの伝統文化を学んでいる気がします!読んでくださっているみなさんに感謝です!)

エムアツとは「アイヌの男性が儀礼の際に、刀を盛装として身につけるための帯」を指します。
複製したものがこちらです!
発掘されたものが「北海道アイヌ総合センター」に展示されていました
これを肩からかけて刀を背負っていたんですね!
かっこいい〜〜♪

エムを作るには「シナの木の皮」を乾燥させて、まず「糸」を作る必要があります。
以前ブログでご紹介したのですが…アイヌ語で「糸を紡ぐ」ってなんと言うか覚えてらっしゃいますかね?もし覚えている方がいれば素晴らしいです!

カエカ
と言います(^^)/
今日はそのカエカの行程をご紹介しようと思います♪
この量のシナの木の皮に
スプレーで水をかけ柔らかくし、細かく割いて…
糸によりをかけながら編んでいきます!

テーブルの端にとめて
どんどんカエカします^^

それでまずはどんどん編んで、糸を作っていきましょう!

長くなりそうなので今日はこの辺で!
また明日続きをお届けしますね〜^^



2015年2月18日水曜日

アイヌ文化

アットゥシ


みなさん、イランカラプテー!
電影社に名称を変更してから最初のブログです。今後ともよろしくお願い致します!

本日はアイヌの伝統的な生地「アットゥシ」についてご説明しようと思います!
アットゥシとはとくに北海道アイヌの伝統的な布のことであり、この布をつかって仕立てた衣服もあります。
参照 SOU・SOU
綿花は採れませんでしたから、木の皮(オヒョウ)で布地を作っていました!
この木の皮を細く割き、織って布にしていきます。

こんな感じの衣服を見たことある方いるかもしれませんね

 参照 日本吉

耐久性や保温性にもすぐれ、18世紀後半には本州への多く輸出されたそうです。

 アイヌの伝統的なアットゥシ織りですが、今は伝承者が少なく手に入れるのは非常に難しいです。しかも、材料になる オヒョウの木の皮も少なく、札幌アイヌ協会では自分たちで山に行き木を探し、加工して材料を作っています。

先日少しだけご紹介しました 共同利用館 にて、アットゥシ織りの講座が開かれていたので見学してきました!その様子をすこ〜しだけご紹介します^^


トイレが男女共用の共同利用館ですよ…!(笑)

これがアットゥシ織りの機械です。
腰のところにこれを括り付け、縦糸と横糸を編んでいきます。
木の皮の太さが均等でないと間違って編み目が多くなったり少なくなったりしてしまうそうです… すごく大変そうでした…

「せっかく北海道にいるんだし、アイヌに縁のあるものを習ってみたいわ〜」という
方はぜひ札幌アイヌ協会まで問い合わせしてみてください!
新たな多文化共生への一歩が踏み出せるはずです^^

では今日はこの辺で!またお会いしましょう♪

2015年2月15日日曜日

団体名変更のお知らせ

アイヌ・先住民族電影社


みなさん、イランカラテー!


今日は大ニュースがあります…!

私たち「AIPFFアイヌ・先住民族映画ミーティング」は名称を変更します。
今までと同様に「AIPFF映画ミーティング」の定期的な開催に加え、「アイヌ・先住民族映画祭」の企画・運営する任意団体…

 新しい団体名は

アイヌ・先住民族電影社
です(^^)/
この名前、とくに「電影」という単語には2つ意味があります

ひとつは中国語で、私たちのツールのひとつである「映画」という意味。

もうひとつは「電撃のような影響を社会に与えたい」という思いからこの名前をメンバーとともにつけました!

メンバー紹介のページも開設しましたので、ぜひ見てみてください^^
みなさまからのご指導、ご支援を受けながら楽しく活動を続けられたらと思っています。どうぞよろしくお願い致しますm(._.)m

私の尊敬するU教授が私に
「ボクは研究者ではなく活動家だよ。研究者っていうのはひとつの分野のことしか知らない人が多いからね。
でも先住民族問題をやるには、ひとつの分野だけじゃなく、例えば『法律』や『歴史』、『政治』、『文化』だって全部分かってなきゃいけないんだ。」
ということを仰ってくれたことがあります。

とても感銘を受けました…。
わたしもいろんな分野のことを学ばなくてはと刺激になった一言です!

しかし自分だけでできることは限られているので、大切なメンバーと仲良く一緒に勉強を続け、ブログを見てくださっている皆様方からのご指導もたっくさん頂いて、出来るだけ多くのことを吸収していけたらと思っていますよ!



また映画祭の話も進んでおり、5月もしくは6月の休日の開催を目指しています。はぁ〜ドキドキ!!相談させていただいている方々に、アドバイスを受け…あたふたしながら企画を進めています(笑) ボランティアしたい!という方いらっしゃれば連絡くださると嬉しいです!


まずは3月5日のAIPFF映画ミーティングでお会いしましょう♪
(映画ミーティングは通常通り運営します)
    日時  3月5日(木曜日) 17:30 ~ 20:30
    場所 W301教室(北海道大学 人文社会科学研究棟)
    映画 ロシアの北方民族の映画を考えています

多くの皆さんのお越しをお待ちしております♪ みんなでお菓子を食べながら、ロシアの映画を見てたくさん語り合いましょう…!

では今日はこの辺で^^ これからもアイヌ・先住民族電影社をよろしくお願い致します。

2015年2月11日水曜日

台湾映画

KANO -1931 海の向こうの甲子園 -


みなさん、イランカラテー!

昨日はメンバーの♪まゆこさん♪がブログを更新してくれましたね^^
彼女は「アイヌ・先住民族映画祭」開催実現に向けて、一緒に頑張っている仲間のひとりです。今後は数人でこのAIPFFブログを回していく予定です。
(来たる2月15日に 大ニュース を発表しますよ…!)

今日は 1月24日から全国公開されている台湾映画「KANO -1931 海の向こうの甲子園」をメンバーの呉くんと一緒に見てきたので、ご紹介したいと思います。

KANOは 1931年、日本統治時代の台湾で起きた 1人の日本人監督と弱小チームが起こした奇跡の実話をもとにした作品 です。

甲子園に台湾代表?!って思いませんでしたか? (私は思いました〜)
もちろん台湾代表だけでなく、朝鮮代表、中国代表(満州代表)も参加していたんですよ。

1931年の甲子園は 第17回大会でちなみに北海道代表も、もちろん参加していました
(北海道代表は第6回大会から、朝鮮代表・中国代表は第7回大会から、台湾代表は第9回大会から出場) 
第17回の北海道代表は初出場「札幌商業高校(札商)」 現在の北海学園札幌高校なんです…!(とたんに身近に感じませんか?^^)

KANOのなかでも 札商の錠者博美投手が嘉農エースの呉明捷投手と投げ合う場面は見物ですよ!
物語の舞台でもある嘉義農林高校野球部は 日本人(大和民族)・漢人(漢民族)・蛮人(台湾原住民族)の前年1勝もできなかった弱小混合チームで
当時は「人種混合のチームなんて聞いたことない」「意思の疎通なんてできないだろ」と周りに批判されていました。
そのチームが 生徒の頑張りと近藤監督の熱心な指導によりなんと甲子園にまで進出し、大活躍するという物語です。

もう〜感動して感動して、映画館観賞後は話がつきませんでした!
呉くんはそうは思わないなぁと言っていましたが、わたしは「KANOはポストコロニアルの時代を象徴する映画だ」と感じました。

統治された側の台湾から このような歴史が発信され、それを見ることが出来て…価値観が広がっていくのが分かります。

昨日の、まゆこさんが紹介してくれた「川村カネトさん」の話なども、アイヌの側から、もしくはアイヌの声を反映し発信していくことが出来れば、それが多民族社会への一歩に繋がるのではと思いました。

そして「アイヌ・先住民族映画祭」も多民族共生の社会づくりに貢献できるものにしたいと改めて決意したのでした〜^^

や〜話しすぎましたね!(笑)
札幌のみなさん、KANO -1931年 海の向こうの甲子園は スガイディノス札幌劇場で大好評上映中です!ぜひ見に行ってくださ〜い♪

2015年2月4日水曜日

アイヌ関連施設

共同利用館


みなさん、イランカラテ〜!

今日は白石区にある札幌市共同利用館についてお話ししようと思います!
あっチカホの展示は今日からです^^ぜひ見に行ってくださいね♪

実は連日お話ししてきたサッポロピリカコタンができる前から、私たちが集う場所があります。それが白石区にある「生活館」、現在の「共同利用館」です。
「生活館」はアイヌ政策のひとつとして、1978年から生活文化の向上及び社会福祉の増進を図るため建設されました。
北海道が侵略され…んー開拓され、コミュニティが壊されて以来、アイヌは集う場所のなくバラバラになってしまっていましたが、
この「生活館」が出来てからみんなで集まって踊りの伝承をしたり、料理を作ったり、お話をしたりして… 「生活館」は仲間意識の形成の場、社交場として活躍してきました!

2003年にピリカコタンが建設されたとき、一度は解体の話も出たようですが…
利用者の懇願により現在も利用されています^^

ピリカコタンにもみんなが集まって練習できるスペースやアイヌの料理をしたりするスペースはあるんですがね…
すごくきれいですよね??^^椅子だし
でも南区小金湯なんです…

なにせ遠いので(バスも1時間に1本とか)… おばあちゃんとか利用する団体はいまでも街中の「共同利用館」を好んで利用します。 (今でも「生活館」と呼んでいる人も多いのです!)
えーなにをやっているか気になりますね〜?(笑)
また後日お教えしますよ〜〜〜!♥︎

そんな利用者に愛されている「共同利用館」ですが、年々老朽化が進み… ちょっと冬場なんかは頭がおかしくなりそうなくらい寒いのです…(泣)

掃除は行き届いていますよ!きれい!ただ古いだけ!(笑)
床も歩くだけでミシミシいいます

しかも聞いてください!
ここの2階のトイレ…男女共用なんです…(泣)
こんなところ、私はここ以外では見たことないです
しかも1階のトイレは水道管が破裂して利用できません…
(私はトイレに行きたくなったら近くのコンビニまで行きます(笑))

給湯室は料理を作ったり、染色(この前ご紹介したブログは こちら )をするときに使いますが、コンロが壊れていたり、湯沸かし器がかの有名なパ○マだったりと散々です…

いまも「共同利用館」はリムセ(踊り)やウポポ(歌)の練習、アイヌ子弟のための土曜学習会、アイヌ語学習会、トンコリ練習、刺繍等々… ピリカコタンとは異なる利用目的で愛用され続けています。

先代のアイヌが行政との長い戦いの末やっと手に入れた、アイヌの集いの場「共同利用館」を改修するのがわたしの短期ミッションです…!(そのために私がどんなことをしているのかも、いつかお話しできたらと思っています♪)

もちろんピリカコタンで広く市民の皆さんにアイヌのことを知ってもらいたいという気持ちもありますが、やっぱり私たちが集う場、伝統を継承する場は必要です。

「は〜ん、こういう現状なんだな〜」ぐらいの感覚を持ってくれだされば今日はそれだけで嬉しいです!
「え〜わたしも共同利用館で刺繍習いたいよ〜」とか「アイヌ語習ってみたい〜」という方はどうぞ札幌アイヌ協会までご連絡ください^^

では今日はこの辺で。またお会いしましょう。